2012年1月29日 メジロ

仕事がすごく忙しくて、なかなか休みを取れない。

そういう歳になってしまったので仕方ないんだけど。

毎日毎日深夜まで仕事。

つ、ら、い・・・・





歳をとったせいだろうか、近頃よく昔の夢を見る。

あまり良い過去を持っていないので、昔のことはなるべく思い出したくないけれど、

寝てる間にみる夢は選べないものな〜

自分の行きたい方向の夢は選べるんだけど、若いときに選んでしまったからな。

自分はすでに、もう、あまり選択肢が無い人生の半ばを過ぎてしまっていて、

自分の行くことができる限界はあそこまでかな?とか、妙に悟った気になったり

そろそろ魔法使うかな〜




人生において、人は何回か魔法を使う。

知らず知らずのうちに使う。

その時はこれが魔法だなんて気付かないけれど

ずっと後になってから気がつく。

やっと、最近になって、20年ほど前に使った魔法の存在に気付いた。

えーと、ちょっと恥ずかしくて、魔法の内容は公表できない。

我が子達にそれとなくこの魔法を伝授したら、あとは墓の中まで持っていくつもりだ。

ん〜と、どうでもいいことから始まってごめん。

今年もよろしく。





1/28(土)

フカセの道具と青物道具を持って、南紀の地磯へ。

朝5時半ごろ、駐車場につくと顔見知りのアングラーの車が止まっていた。

え!

ここに入ってるの、この人が???

おかしい、ありえない、でもあの人の車に間違いない。

そう思いながらポイントへと歩く。

着いたその先に、着膨れて達磨のように見えるAさんがいた。

元気に『おはようございます!』と挨拶し、

で、なにやってますの???

A『あれよ、あれあれ』

アニー『あ〜、あの、禁断の』

A『70回ほどこの釣りにきたけどいまだに1匹しか・・・・』

アニー『ま、まあ、それは、そうでしょうけど』

その釣りだけはちょっと私にはちょっと手が出ないなあ、

過去にこの釣りをする方に何度かお会いした事があるが

家買えるくらいは投資した、ニヨン(トカラ)へ通った、なんていう逸話(真弓)を聞いたりしたものな。

Aさんとそんな話をしていたら、明るくなってきた。

マズメの一瞬だけルアーを投げて、気が済んだらフカセやろうと思い、

愛竿にポッパーを着けて投げ始めた。

ベタナギなんで、少し控えめにアクションさせてみたけれど、なんだかしっくりこない。

これならばダイビングペンシルの方がなまめかしく動くかな?とローデット140に変えて2投目くらいか。

沖の方でアクションさせたローデットのあたりが

『ゴポン!』

んん? なんか海面が割れたような・・・

しかし、それ以外に何も無い。

見間違いかな?

ローデッドをもう一回ダイブさせながら

『Aさん、今あの辺りでゴポンって、なんかチェイスしたよねぇ・・』

って言っていると再度

『ゴポーン!』

お?

やはり、

ロッドに重みが乗ってから、

うぉりゃ〜!ってあわせると

ギューンって走り出した。

の、のったし。

ルアーを食った何かが、がーっと走っていくので、そのまま2回追い合わせを入れてファイト開始。

ここは比較的深くて、そんなに根も無いから必死に止めなくてもいいけど・・・

って考えながら寄せてきたら、案外あっさり寄って来た。

サポートに来てくれたAさんは、すでに私のギャフを持って待ち構えてくれている。

うりゃーとAさんの前まで魚を誘導したら、すぐにザクっとギャフを決めてくれました。

『ありがとうございます』



メジロ 96cm 7.8kg

自己記録更新です。


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ロッド;ダイコープレミア100H
リール;ダイワニューソルティガ5000
メインライン;ジグマンX4 3号
リーダー;ナイロン80lb
ルアー;マリアローデット140
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フカセをやるつもりでオキアミ持ってきたけれど、もういい。

とりあえずこれでもういい。メジロほっといてフカセする気がしない。

一旦車に戻って、ヘルスメーターで魚の重さを量ったら、なんだか眠くなった。

今日は朝から魔法を使ったから、疲れたかな(ウソ)

車で丸くなって昼寝して、むにゃ、むにゃ

あれ、起きたらすでに夕方。

オキアミ捨てるのももったいないので、電気ウキ使ってナイターや

って、頑張ったけど、いつものように得体の知れない何かにブッチ切られて完敗。


・・・・・・・・

ああ、フカセは難しいねぇ、、、、