2012年9月1-2日 ヒラマサ、ハマチ

8/31(金)

今日はうれしくもなんともない、自分の43歳の誕生日だ。

そんなことマジで忘れていたけれど、

朝、会社に行く前に嫁さんが言った『誕生日おめでとう』の言葉。

おおおお、そういえばそうやった。

嫁『今日は早く帰ってくるん?』

アニー『いや、仕事山積みやから、たぶん24時まわる』

嫁『帰ってきたら釣りいくん?』

アニー『今日の仕事がすんなり行ったら、速攻で釣りに行くと思う』

嫁『ああそう、じゃあ、車にガソリン入れとくわ』

うーん、ええ嫁やな〜

(自画自賛?)




で、仕事を何とか終わらせて、そこそこ早めに22時ころに仕事から帰る。

今日は俺の誕生日だ、だから少しくらい早く帰っても、神様の機嫌を損ねることもないだろ?




9/1(土)

南紀へ

人が多いのが嫌いなので、あいかわらず誰もいない地磯に行く。

朝一から投げまくったけど、ダツが追いかけてくるだけ。

ポッパー投げてたら、後ろに三角のひれ(←鮫)がすぅっと寄ってきて、

バコーン!!とバイト。

ああ、掛からないで、ルアー持っていかれる。

運よく掛からなかったので、即効でルアー回収してルアーは無事生還

鮫がいては釣りにならんし、撤退するか?思案していると

沖から怪しい黒い雲がずんずん近づいてきて、カミナリも鳴り出した。

これは帰れってことかな、仕方ないので一旦撤退。

ぐっすり昼寝して、午後4時から別の磯に行ってみたけど、

なーんにも起きずに、暗くなって撤退。

はー疲れた。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz車中泊zzzzzzzzzzzzzzzz

9/2(日)

朝4:10起床。

釣りの支度しながら、空を見上げる。

うーん、この風、この潮位、この波、最近の状況、先行者の有無、、、、、、

いろいろな条件を脳内フィッシングコンピューターにインプットして、

今日行くポイントを割り出した。

『○○○○○○○』

うん、そこに行こう。

何年かぶりに行くので、駐車場しか覚えていない。

駐車場所に車がなかったので、ここに決め

道を思い出しながら磯へ歩く。

ちょっと最短距離のルートがわからずジグザグしたけど、何とか思いの場所に到着。

海を見て

『げっ!』

浅いやんか、

思っていたよりも浅い。

これはまずい。

今日のターゲットはヒラマサなんで、釣れたら足元で突っ込まれる。

この浅さでは、かなりヤバイ。

雰囲気はムンムンなので、ポイントを変える気はないが、

ガチンコ勝負用のレイジングブルが長期入院してるので、プレミア100Hしか持ってこなかった。

掛かれば、運試し+死闘になるのに、プレミアでは少し心もとないなあ・・・・

この浅さだとメジロでさえ元気なやつだったら根に巻かれることもあるだろう。

うーむ

でも、これは自分が決めたルールの中の遊びなんだから、今ある状況を楽しもうか。

じーっと海を見ながら、掛けたらどういう風に寄せて、どこで抜くか、妄想(イメージ)する。

そのイメージを持って、足場を決めて、最後の突っ込みをどのあたりでしのぐか

そこまで考えて、ギャフを配置した。

ドラグをキツキツに設定して、さあ戦闘開始。

この水深なら、トップ以外の選択肢はないと思って、ローデットを結ぶ。

いざいかん!

はじめてから数投目に反応あり。

潜らせたローデットの周りで水しぶきがバシュってあがって

ゴーンって乗った。



超高速巻きで魚に主導権を与えず、サササと寄せて、サイズを見て

うぉりゃって抜きあげ。

ぱっと見て『ヒラマサや〜』

60cmくらいだったので、時が移るのがいやだったから、エラだけブチ斬り

魚はそのまま放置して、すかさず次の1投。

また沖で掛けたので、超高速回収して、ブチ抜いて

また60cm級ヒラマサだ。

こいつもエラをプライヤーでブチ斬って放置してすかさず次の1投

次もって、、、、、、、、

さすがに、そんなにうまくは行かず、群れが去った模様。


エラぶちきって少し放置したヒラマサ(62cm、64cm)





ルアーは変えず、次の群れが回ってくるまで投げ続けていると




沖のほうで、ゴバーンって飛まつが上がって、手元に激震。





来たよ、来たよ。

こいつがリーダーブチ切っていくって、言われているヤツだ。

めちゃめちゃ引くし、掛かったら底に一直線やし・・・・・

こっちもそれはわかっているんで(今まで何度も切られました・・・とほほ)

超高速巻き、ドラグフルロックで応戦

でも、何度も根にすられて、いやな感触が何回もあって、ああ、切られたかって

なんどもヒヤヒヤしたけれど、足元まで寄せて、突っ込まれて、根に巻かれて

運任せでオープンベールで応戦して、外れたところで、再戦。

あああああ、腕がプルプルしてくるけど、それでもここで休んだら負ける。

(何年か前、応戦中にこっちがばてて、休んでだところで一気に走られて負けたことがある)

くそー、負けへんで!

で、もう一回寄せて、波のタイミング見て予定していた岩棚に乗せて

リーダー持ってズリ上げた。



勝ったわ〜

ヒラマサ87センチ

その後、やたら引かないヒラマサ釣れたと思ったら、ハマチやったりして

今日の釣果は4匹


上から
ヒラマサ62センチ
ハマチ 62センチ
ヒラマサ64センチ
ヒラマサ87センチ

タックル
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ロッド;プレミア100H
リール;ソルティガ5000
メインライン;ジグマンX4 3号
リーダー;80lb 3m
ルアー;ローデット140F
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ちなみにだが、自分はプレミア100Hを3本持っている。



2〜3年使うと、ロッドが傷だらけになって、ガイドがグラグラしたり

して、見た目ボロボロになってしまうので、引退させて同じロッドを買う。だから買い換えるたびに

古いロッドが貯まってきた。

ロッドケースに投げ込んでも間違えないように#1にも#2にもマジックで1号、2号、3号って書いてある(笑)

今日使ったのは3号で、比較的最近筆卸したものなので、傷も少なく、フルベンドしても怖くない。

1号と2号も現状で使えるように整備はしてあるが、傷が多いのでフルベンドすると

傷から折れる可能性がある。表面的な傷しかないけど、クラックがブランクのどこまで

いってるか、わからないからね。



次のメインロッドにプレミア100H(4号)を買うつもりはない。

次世代のメインロッドは何がいいか?楽しみながら探している。

ダイコーのプレミア、賛否両論あるのだろうが、自分にとってはいいロッドだ。

自分の腕の延長として、十分に知り尽くした。

どこまで曲げれるか、どう投げれば飛ぶか、どこが弱点か。

ロッドをカスタマイズするのは難しい。

だからロッドにあわせて自分をカスタマイズすればいい。

プレミアにあわせた投げ方、しゃくり方、ファイトの仕方。








世の人は、我を何とも言わば言え、我がなすことは我のみぞ知る(坂本竜馬)

他の人は言いたければ、好きに言っていればいいさ、俺のやってること、俺だけはわかってる