2012年10月6-7日 ヒラマサ

10/5(金)

今日は仕事は有休をとった。

理由は釣り遠征にいくため。

16時に大阪で一緒に行くSさんと待ち合わせの約束だったが、14:30にはお互い

待ち合わせ場所に着いたので、そのまま自分の車に2人分の荷物を積み込んで出発。

Sさんとの遠征も3回目?になり、お互い準備が早くなった。

そのまま高速をがーっと走って港に到着。

ここでフェリーに荷物を積み替え、ロッドだけ抱えてフェリーに乗る。








10/6(土)

フェリーが目的地についたら、そこには渡船の船長が待っていてくれて、荷物をフェリーから

渡船に移し変え、そのままポイントへ直行。

磯はぜんぜん真っ暗だけど、船長は『気をつけてな〜』とささっとわれらをおろして去っていった。

『大丈夫かな〜、なーんか、この船長、シロウトっぽいゾ』

とりあえず荷物を高場にあげて、釣りの準備をする。

ほどなく夜が明け始めたが、Sさんは真っ暗なうちからルアー投げてる。

アニー『Sさん、こんな真っ暗なうちは何も釣れませんよ〜』

Sさん『いやいや、初めての場所やし、何がくるかわからんて』

うーん、そうかな〜?

次にSさんは暗いのにジグを投げ始めた。

でもって、

『なんかキタ〜』

ええええええ?

とりあえずギャフ持って駆けつけて、ヘッドライトで海面照らしたら、




青物掛かってる。


Sさんはそのまま魚をエイやっとブチ抜いたので、じっくり魚見たら

なんと『本命のヒラマサ』

ぐは、いきなりそれですか!

しかも70後半から80cmくらいのエエサイズ。

ジグはSさんに任せて、自分はプラグでと思い、暗くてよくわからないので

もう少し明るくなってからと思い、少し間を空けてルアーを投げ始める。

すると、トップをグリグリ動いているプラグに魚が追尾してアタックしている。

ほどなくヒットに持ち込めたので、プレミア100H(PMRJ-100H)を程よく曲げ

ながらズバっと抜きあげたら、こいつも70cm級のヒラマサ。

その後もじゃんじゃんバイトがあって、結局5本ヒラマサGET

朝釣ったヒラマサ

明るくなるとバイトがなくなりマッタリした時間が流れたが、すでにオッサン2人は

ヒラマサ相手にしすぎてヘロヘロに疲れている。


釣りしているSさん


弁当を持ってきてくれた船長が『場所移動するか?』と聞くので、

Sさんと相談して移動することにする。

なぜかと言うと、はじめてのポイントだからあっちこっち見ておきたい。


渡船でバババっとポイント移動。


移動中に船長といろいろ話をして、驚愕の事実がわかる。

なんとこの船長は

ルアーマンを船に乗せたことが無い

というのだ。

しかも、『イヤー、あそこはほんとにヒラマサ釣れるんやな〜』とか言うのだ。


アニー『えええええええ、実績あるからあそこに乗せてくれたんちゃうん?』

よく聞いてみると、マジでこの船長はルアーのことを知らないらしい。

船長『泳がせでヒラマサ釣れたり、グレ釣りの外道でぶっちぎっていく魚が居るから

あれはヒラマサやろな、、、て思ってたんであそこに乗せたんや。

それに伝馬船があそこらへんでルアー投げてるから、その伝馬船が船ごと

引っ張るようなヒラマサが掛かることがあるって聞いているし。』

アニー『ふーん、めちゃくちゃバクチやね。』

船長『いやいや、かなりの高確率で釣れるって思ったからアンタらをあそこにのせたんよ。

そんな適当にポイントは選ばんよ。』

アニー『はあ、ごもっとも、納得です。』

話するうちにこの船長が大好きになった。ええ人やなぁ。。。。

で、次のポイントもすごくいいところ。

目の前を潮がゴウゴウと流れる。

Sさんがジグ投げてなんか掛けたけどフックアウト。

そんならオラもやってみるべぇとジグ投げてしゃくっていたら

がっつん掛かって、60cmくらいのヒラマサ釣り上げた、が最後に磯際でアシストフックが切れてさようなら

でもぜんぜん悔しくないです。オートリリースって感じ。

続けてジグしゃくっていたらまたがっつん掛かって、こいつは陸揚げ。

60ぐらいのヒラマサ。


昼からのポイント
(ジグ投げているSさん)

その後はたまにジグしゃくったけど、ほとんど寝てた。

疲れきってしまっていて、明日もあるしね。

16時に渡船が迎えに来て、港に直行して、民宿へ。

民宿で風呂入って、飯食って、バタンキューで就寝
(民宿代 弁当込み6500円)



10/7(日)

5:10に船長が民宿まで迎えに来た。

急いで身支度を整え、さっと民宿を後にする。

すぐに出港して、昨日の朝と同じポイントへ。

今日は海が荒れていて、磯に乗れるか不安だったが、ギリギリいける。

船長はわれらにこういう指示を出した。

7:30に迎えに来るから、その時は海が今より相当荒れていると思うので、ここでは乗せられない。

尾根一個越えた向こうにすべて移動して待っていろ。7:30以降ここの磯は波が駆け上がってくるから絶対無理。





うーん、朝から釣れまくったらあの崖越えて魚とタックルを運ばないと行かんのか。。。。。。

まあ、仕方が無いので、荒れの海の中、釣りスタート。

今日も暗いうちからヒラマサがバンバン当たる。

ルアーを操作している時間よりも、掛かって、上げて、針はずして、魚をストリンガーにつないでと

陸で作業している時間が長い。

Sさんと自分、ダブルヒットが多いので、お互いの様子を見ている暇がない。

でも、お互いの技量がわかっているので、マジでやばくない限りランディング手伝う必要ないだろうし

呼ばれたら、それはマジでやばいってことだから、自分の捨ててでも手伝いに行けばよい。

で、Sさんにマジデカイの掛かったみたいなんで手伝いに行ったら、スプリットリング伸びてOUT

ああ、おしかった。あれはこの2日間でずば抜けて大きかった気がするですよ。。。。。



適当にストリンガーにつないで放置中のヒラマサたち



はっきり言って、ヒラマサ重いです


魚を運ぶSさん(重そうです)


ヒラマサは75〜85cmくらいです。



たまにハマチサイズの70cm未満も釣れますが、、、、、、



ちなみにブリ(ハマチ、メジロ含む)はまったく釣れず、釣れるのは

すべてヒラマサでした。



今回持っていったタックル

S氏
@ショアマサオーバードライブ,ソルティガ6000
AブルービジョンBVKS-103+ ,ソルティガ4000

アニー
@クロスブリード100XH(CBJS-100XH),ソルティガ4500H
Aプレミア100H(PMRJ-100H), NEWソルティガ5000



-------------------------------------------------
タックルインプレッション




CBJS-100XH(ダイコー クロスブリード)

MCワークスのXR-1が修理中のため、代打に使えるロッドが無いか探していたら

友人が『CBJS-100XHがXR-1と似た感じに使えるらしいよ」』と教えてくれたので

ダイコー好きのアニーはパクっとこれに食いついて、早速買ってみた。
(28,000円也)

今回の遠征で使ってみたが、確かにこの竿は強い。

今回釣ったヒラマサぐらいでは本気で曲がってくれなかった。

m級や10キロオーバーを狙ってく時、あるいはどんだけでかいのが居るかわからない離島遠征など

へビーシチュエーションでは心強い味方になってくれるだろう。

自分が通常南紀でメジロ狙いで使うには硬すぎる。

絶対止めたいカンパチ相手のとき、でっかいヒラマサが回っているときなど特殊ケースで

使うこともあるだろう。

安くて剛なロッドをお求めの方には大変お勧めのロッドといえる。

なお、このロッドはちょっとやそっとじゃ折れないと思う。

曲げ方を間違えなければという条件で。

今回ヒラマサをたくさん釣ってみて思ったのは、このくらいのヒラマサならPMRJ-100Hで十分

っていうか、CBJS-100XHだと曲がらなすぎて、逆にしんどかった。

PMRJ-100Hはしっかり曲がってくれるので、ファイトが楽だし、バットにぐっと魚の重さを乗せて

あげれば、かなりの大きさまで抜き上げられる。

ロッドが折れる前にドラグが出る設定にしておけば、なお安心。

CBJS-100XHとPMRJ-100Hを交互に使いながらヒラマサを釣り上げて、PMRJ-100Hのニュートラルな

特性が再認識できた。CBJS-100XHも相当良いロッドだが、自分の手になじんだPMRJ-100H

がいっそう好きになった。

PMRJ-100Hはダイコーのカタログ落ちしてしまったので、次世代のメインロッド候補は

CBJS-100XHが好感触だったこともあり、にCBJS-100Hを買ってみようかという気になった。

CBJS-100XHを買う際に、各社から出ている青物ロッドのスペックを表にしてみた。

ロッド比較の参考資料にお使いください。

こちらからご覧になれます。

適合ルアーウエイトとか適合RE号数とか、各社バラバラ。

絶対値で比較できるのは自重ぐらいかな?

解釈は見た方にお任せします。


-------------------------------------------------







帰りはマジで大型クーラー満タンでした。

激重くて持ち上がりません。







次の遠征もこんなだったらいいのになぁ。。。。。。