2013年5月4-6日 メジロ

5月4日(土)

あちらこちらからハマチ〜メジロの釣果が聞こえてくる南紀へ。

家から出かける前、ハマチ爆釣(10数本)した友人にTELしてみたら、

GW後半は子守があるので出撃しないとのこと。

そうか、ではその爆釣ポイントははずして、どこに行こうかな。

ベタナギの予報なのでポイントはどこでもいいんだが、GWなので人が多いのがいやだ。

でも、どこにいっても人がいるのは仕方がないので、なるべくすいているところを、

駐車場の車の数を見ながら選んだ。

車から歩いてポイントに着いても夜明けにはまだ早いので、そこに寝転がって少し眠る。

日の出前に起きて周りを見ると、エサ釣りの人が7〜8人、ルアーの人が2人と

超満員状態になっていた。

うわぁ、、、さすがGWやなあ。

とりあえず自分の投げるところは確保してあるので問題ないけど

投げれる角度はかなり狭い。

カゴ釣りの人が居ないだけましだけどさ。




ベタベタに凪いでる海




明るくなってきたらルアーを投げ始めたんだが、全く反応がない。

ベイトもいないし、ポイントはずしたかな?

でも、人が多くて移動は無理なので、このまま続行するしかない。

投げ続けていると海面を動いてくるルアーの後ろで大きくボワンと水が盛り上がった。

あれれ、あれはルアーを見切られたなあ、、、、どうしようか。

ルアーを変えるか、アクションを変えるか。

後者の方がすぐに実行できるので、次の1投は早巻きのキビキビアクションに変える。

じゃっ、、じゃっ、、じゃっ、、じゃっ、、じゃっ、、、、ドン!

ほら来た!

周りに釣り人が多いので、あっちこっち走られないように、超早巻きで速攻寄せて

ランディングしようと周りを見渡すが、波で魚を乗せるいい場所がない。

きょろきょろすると、周りの釣り人が固唾を飲んで見守っているのに気づいた。

抜き上げてもいけるサイズと思ったが、ギャラリーをたくさん背負っているので

抜き上げ途中で魚が外れてルアーがその辺を舞うと危険極まりない。

仕方がないのでギャフを打つことにした。。。。。。とほほ

セルフギャフは苦手だし、空振りしまくるのでかっこ悪いんだけどなあ。。。。

お約束のごとく5回ぐらい空振りして、お腹のど真ん中にギャフが掛かった。。。

水中で血がドバっと出て、もう最悪。

ギャラリーからはすごくいかつい取り込みやなあ。。と感心?する声が漏れ聞こえ。。。。





メジロ74cm お腹にギャフ穴が。。。。哀れ。


さて、朝マズメも終わったので撤退する。

ここで、自分がどうやって魚を持ち帰るか、解説しよう。

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地磯マニアな魚運び

1.魚の血を抜く

自分は神経〆はしないが、釣れた魚は生きているうちに必ずエラを切って

タイドプールに放り込む。こうすれば魚が息をするたびに大量の血を流し

生きているうちに体内の血をすべて出し切ってしまう。

こうしておけば生臭くなくておいしく食べれるし、この後の作業中に血がほとんど

流れないので楽である。

2.内臓とエラを取る

肛門からナイフを入れて腹を割き、エラ下まで一気にあける。

エラと体を結ぶ部分を切り、エラをはずすと内臓一式も付いてくるので

そのまま持ち上げて体からエラ+内臓を切り離し、海に捨てる。

この時、必ず胃袋に何が入っているか確認する。


エラと内臓をとった後

頭と尻尾もいらないけど、魚を丸ごと人に上げることが多いので

頭と尻尾は見かけ上必要なので残しておく。

自分の家で食べるときはいらないので、頭も尻尾も切って捨てることが多い。

3.魚を袋に入れる

処理した魚をビニール袋に入れる。

ビニール袋はこれを使っている。



これはコーナンでいつも買うが、1枚で198円もする。

0.1mm厚の大型ビニール袋が簡単に手に入らないので高くても仕方がないかな。

これは簡単には破れないので、何回か再利用する。

だいたい、年に3枚ぐらい使うかな。

ちなみにKAMIWAZA(バレーヒル)のブリパックも0.1mm厚で5枚入りで980円。



メジロがすっぽり入る

このまま袋をムンズと掴んでスタスタと歩いて帰ることもあるが

途中の山道で袋が破れるのがいやなときは、これを『コンバイン袋』にいれる。



コンバイン袋もコーナンで買う。1枚158円なり。

これも魚の血がついて汚れたときは捨てるが、よほど汚くなって

異臭を放つまでは使う。だいたい2年ぐらいは使うかな?



こうやって折りたたんで大型ビニール袋と一緒にリュックの底敷き

になっている。

なぜこんなことをしているかというと、

・たまにしか釣れないのに、大げさな獲物収納用具を持ち歩きたくない

・かといって、何も持たずに行くと、魚を丸ごと担いで帰る事になるが

その場合魚の汁が体中について気持ち悪い。

・ドンゴロスが冷却もできていいけどかさばって重いから嫌い。

といった理由になる。

このセットだと軽いし、再利用可能だし、安いし、補充が容易、なので

地磯マニアな私にはぴったりである。

4.魚を持つ

魚はコンバイン袋に入れて、チャックを閉めて

取っ手を掴んで持つ。

なお、けっして直接魚をコンバイン袋に入れない。

必ず大型ビニール袋に入れてから、ビニール袋ごとコンバイン袋に入れる。

また、袋を引きずりそうなときは袋の頭部にある穴に紐を通し、その紐で口を縛って持つ。

(ビジュアル的には、漫画によく出るような宝の入った袋みたいになります)




コンバイン袋には入れ口にチャックがついていて、入れたら閉めれる。





上下に取っ手(持つところ)がついている




魚を入れたら、取っ手を持つ

サンタクロース担ぎでスタスタ歩く。

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以上、魚の持ち帰り方でした。。。

次の日(5/5)もその次の日(5/6)もあちらこちらでルアーを投げましたが

チェイス、バイト、ヒットまではいくつかあったものの、ゲットにはいたりませんでした。

GWは人が多くて、ポイント探しがたいへんですねえ。。。。。