2013年10月19日 ツバス

10月18日(金)

東京へ向かう新幹線の中、相棒にメール打ってみた。

『○○○○○に釣りに行かんか?』

しばらくして短いメールが返っててきた。

『行く』と2文字だけ、簡潔明瞭。

この短文メールには、実はいろいろな意味が含まれている。

波高とか、天候とか、シーズナルパターンとか、その辺をお互いにすべて

読みきって、ほぼ釣果も見えていて、あえてそこへ行こうという。

細かく説明しなくても、お互いにすべて読んでいて、そして結論が同じなので、気持ちよく同伴できる。

ただ、自分なりの秋の釣りを楽しみに行こう。







深夜になって東京から帰宅し、ささっと釣りの用意をしながら、

ロッドはどれにしようか、少しだけ思案して、クロスブリード100Hに決めた。

では、熊野方面にむけて出発しよう。








10月19日(土)


1時間ほど早めに着いたので、道端で少し仮眠してから待ち合わせ場所に移動。

先についていた相棒に挨拶し、合羽を着て、2人でポイントに向けて歩き始めた。

雨がシトシト降っていて、霧が出ているため少しだけ歩きづらい。

波の音があまりしないので、今日は釣りできる範囲の荒れ具合だなと確認しながら歩く。

ポイントに着くと、あれれ、思っていたよりもウネリ大きいなぁ。

釣りがギリギリできるレベルかな。

相棒があっちの足場に行くというので、自分はそっちの足場に行くことにした。

早速ルアー投げ始めると

コーンとあたって


秋ど真ん中のツバスさん

ああ、やっぱりなあ予想通りだ。

これが秋だよ。

まさに秋だ。

朝マズメの1時間ほど釣りしたが、釣れたのはこツバス1匹だけ。

そろそろ帰ろうと、相棒のところに歩いて行くと、

相棒もツバス1本だったらしい。

ああ、秋だね、秋真っ盛り。

心地よい、いつもどおりの秋の釣りだった。