エギングについて考えること


はじめに 能書き

まず最初に、『自分はエギングという釣種がかなり好きである』ということを宣言しておきたい。

というのは、以下に書いていく事は否定的な話ではなく、むしろエギングを推奨する話である。
(になる予定である)

であるが、基礎的な話をしたいのではなく、深くて狭い世界のさらに奥の想像の領域の極みの話である。

だから、エギングに興味が無い人、エギングの経験が浅い人は読んでも意味がわからない。



さて、以下を読む前にもう1つ先入観を持っていただきたい。

それは、管理人はほとんど”ムック本”や”釣り雑誌”のたぐいを読まないということ。

だから、エギング世界の雑誌などを読む人たちが持つ基礎知識(エギングの常識)というものが私には無い。

そのため、回り道もしているし、セオリーをはずしたことをやっているかもしれない。

しかし、胸を張って言えることは『これはオレ流じゃ!』ということである。


コラム1 テンションフォールがおもしろいのじゃ

私は、状況が許す限り”テンションフォール”でエギを沈下させる。

なぜなら、『テンションかかってないとアタリがわからない』からである。

エギングで最高に楽しい瞬間はテンションフォールしているエギが『
ムニュ』となることである。

これが意味不明な人はわからなくてよろしい。

わかる人は、ほら、これを読んでいる今その時、”ムフ”と唇の端っこが吊り上ったでしょ?

重症っすわ、それは。

その重症の方は、エギングなんてあの”アタリの出る瞬間さえあれば、その他はいらない”と思って

いるはずである。

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 格 言

『アタリのわからないエギングは、梅干おにぎりの梅干抜きみたいなもんじゃ』



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フォール後に次のシャクリをしたら、ガシっとアオリが掛かった・・・・・っていうのは、うれしいことではなく

反省材料としていただきたい。

エギを着底させるから、次しゃくりあわせになるし、あたりはわからないし、根掛かるし・・・・・・

エギは着底させるものじゃないのだ。着底の寸前で次のシャクリに入るべし。

え、いつが着底かわかるのか?ってか。

んなもん、わかるわけねーだろ。海底は複雑に起伏しているから、完璧には着底を防げないが、

エギの海中での位置をなるべく正確に把握する事で、実は概ね着底が防げる。

精進あるのみ。


以下余談ながらテンションフォールに関する自分の考え方。

フォールスピードは遅ければ遅い程よい。だから、ロッドワークで沈降速度を殺す。

つまり、しゃくったら糸ふけはいっさい出さず、ロッドをほぼ真上に立てて、リールを少し巻き気味にして

フォールスピードを出来る限り遅くする。

その方がアオリのバイトが出やすい。

理由はたぶん、エギの動から静への極端な変化にある。

@激しくしゃくる

Aエギが水中で止まるくらい急激に動きを止める操作をする

Bエギが激しく動から静へ変化したため、アオリは思わずエギに抱きついてしまう

とまあ、こんな感じに勝手に想像している。

あってるか、間違ってるか、アオリに聞いてみないとわからない。

ただただ、オレ流ではテンションフォールでアタリをとることに命を掛けることが

最も重要なエギングの要素なのである。

ちなみに、テンションフォールしたら良く釣れるのか?という質問には答えられない。

釣れるか釣れないかではなく、おもしろいかおもしろくないか、が判断基準だから。


以下、続くが、いつ書くかは不明。

コラム2 エギはロストしないものじゃ

コラム3 ロッドは硬いほうがええんじゃ、ドラグはガチガチで大丈夫じゃ