2005年6月15〜17日  イワナ・ヤマメ合計 約50匹  リリース 
 ウグイ たくさん  リリース

北海道に上陸した日は、支笏湖のモーラップキャンプ場で寝た。

キャンプ場の目の前は良い感じの浜となっており、トラウトを狙うには好条件に見える。

・・・・が、こういう大場所はパスすることに決めている。

5年ほど前に札幌に住んでいたので、小場所だがイワナヤマメがイレグイの場所を覚えている。

15日の朝はソソクサとテントをたたみ、平日の朝っぱらからモーラップの浜でフライを振っている

人には目もくれず、黙々と出発準備を済ませて、大荷物のスクーターにまたがる。

さあ、例の場所に向けて出発だ。

・・・・・・・ヨウテイ山を横に見ながらタンタンとバイクを走らせる。

ヨウテイ山にはまだ雪渓が残っている・・・・(ちょっとイヤな予感が)

もしかして、まだ雪白水なんとちゃうか???



雪渓が残る羊蹄山

まあ、とにかく行こう。

山に入る前にバイクの荷物を減らさないと、ダートでスクーターのサスが折れそうなので

とにかく今日のキャンプ地を探す。

海岸線に出ると、割と見晴らしの良い浜があったので、ここにテントを張り、ベースキャンプとすることにした。


草むらのような浜にテントを設営するアニー
(テントはモンベルのムーンライト3)

テントに余計な荷物を突っ込み、釣りに必要な荷物だけをバイクにくくりつけ、

某釣り場所へと向かう。

途中はもちろんダート林道である。


遠く山はまだたっぷり雪が残っています。


林道入り口にはこんな看板が平気であります。

もちろんヒグマ程度を怖がって、北海道の渓流釣りはできませんが、本州から行く人は

はっきり言って一人で渓流には入らない方がいいです。

ボクはなまなましい熊の糞や足跡を100以上見ました。

思いっきり、ヒグマの行動圏内に踏み込んでいますので、ちょっと油断すると帰らぬ人になってしまいます。


林道はこういう感じです。道の真ん中にはしょっちゅう熊の糞があります。

粘土っぽいところでは、ばっちりと熊の足跡が残っていました。

まあ、ボクは仕事柄一人で山に入るので、対処方法は知っていますから、めったなことでは

熊と遭遇戦になることはないですけどね。

さあ、以前良く通ったポイントに着きました。前と同じく釣れるかナァ???


ポイントはこんな感じです。

初日は熊対策を兼ねて、林道から川岸までの道を作りました。

さて、実釣です。

まずは実績のあるスピナーから・・・・

やっぱりなぁ、

そうだよなぁ

初投からイレグイですわ。

釣りがうまいとか下手だとか関係ないですね。

ポイントが釣果を100%支配する。だからある意味この釣りはつまらないんだが・・・・・


非常にきれいなイワナが釣れます。

サイズはそろったように35cm前後です。
とにかく、飽きるまで釣ってはリリース、釣ってはリリース。

ひたすら繰り返します。


良く引きます、天然イワナはやっぱり良いファイターです。

タックルはネオバーサルの56ULとリーガル2000iaに6ポンドナイロン直結

ルアーは4g前後のスプーン・スピナーを見切られない程度にローテーションします。
(ねじワームとかもいたずらでやってみたけど、イワナヤマメは食わなかった・・・なんでだろ?)


臨場感が出ないかと、ファイト中に片手でカメラを持って撮ってみたけど
やっぱりピンボケですね・・・あたりまえか!




そんなわけで、この三日間はキャンプしながら朝から晩まで渓流釣り三昧・・・

だけど、まだまだ雪が多くて、行きたいところには行けず・・・・

ポイント手前で引き返すことしきりです。


林道に雪が残っており、これ以上進めません。


あらら、またダメですね。

まあ、いいかな。

このへんでやめてSWをやりますかね・・・・

SW編に続きます。



100円をポストに入れて入る臼別温泉(もちろん無人、半混浴)


注:ポイントに関するお問い合わせにはお答えできません。
もちろんドウドウと釣りができるところでやっていますが
だれも入らないところなので熊がいっぱいいますから
エキスパートでないとかなり危険です。