ショアジギング用アシストフック


はじめに

私はショアジギング用のアシストフックは自作しています。

最初のうちは市販のものを使っていましたが、やはり価格的に高いのと

長さやフックサイズについて自分なりのこだわりがあると、自作したほうが

納得できます。

以下に紹介するアシストフックの作成は、全くの我流ですので、参考になさるのは

一向に構いませんが、釣果に対して責任はもてませんのであしからず。

なお、一度もこのやり方で”抜けた”とか”とれた”とか言う事はありません。







1.準備
以下のものを用意します。

フック


自分が良く使うのはカルティバのSJ-38の7/0です。

その他ではSJ-38の5/0やSJ-41の5/0、あるいはジゲンのJH-10の3/0を使います。




収縮チューブ

熱を与えると縮むゴムチューブです。最終段階の仕上げ時に使います。




ザイロンノット

フックと管をつなぐもの。ザイロンノットが最強と言われています。根拠無いけど・・・・

で、最強であってもなくても、これで十分と私は判断しています。

最初は15号を買ってください。強度的に足りないと思う人はもっと太いヤツ、強度ありすぎと思う

人は、もっと細いの買って下さい。




ソリッドリング

アシストフックをスプリットリングにつなぐためにつけるリング。

いろいろ種類売ってますけど、必要な強度のリング買ってください。

リーダーやフックやスプリットリングなど、他の部材の強度を見ながら

ココが弱点にならない程度に大きな強度のものを買えばいいです。

(自分は写真の左のやつを良く使います)




使いふるしたPEライン


フックとザイロンを結合するのに使います。

古いエギングライン(0.8号か1号のPE)が良いです。

自分はエギングに使って、古くなって交換した後のPEを使っています。

捨てるものなので、ただです。




瞬間接着剤

ダイソーで売ってる瞬間接着材。もちろん100円です。








2.作る

(1)ザイロンを切る



適当な長さにザイロンを切ります。

この長さはお好みで決まります。フックサイズ・ジグサイズを考慮して

自分なりの長さを見つけてください。


(2)リングを通す



リングを一個取り出して



切ったザイロンに通し








折り返して






しめる。







(3)フックに結合する



フックの管にザイロンを通す







使い古しPEを1mほど切って、それを使ってザイロンとフックを結合する。

フックとザイロンを束ねて、PEをグルグル巻きつける感じ。







こんな感じに、ザイロンが見えなくなるくらいになるまで巻きつければ

OKです。巻きつけるときは力を込めてぎゅっと巻きつけてください。






最後に巻きつけたPEに瞬間接着剤を垂らします。

巻いたPEがほどけないようにするためです。強度的な期待はしていません。

フックとザイロンの結束強度はPEの巻きつけだけに期待しています。

瞬間接着剤はPEを固めるため!です。

だから、PE表面に少量を伸ばしてください。




(4)収縮チューブをかぶせる



熱収縮チューブを巻きつけたPEを保護するためにかぶせます。

これにも強度的な期待はしていません。あくまで保護が目的です。


まず、巻きつけたPEの露出部分をカバーできる程度の長さにチューブをハサミで

切ります。





切ったチューブはフック先端側から通します。






通したら、ドライヤーであたためてしめます。





でも



この時期ならではのファンヒーターでやったほうが楽かなと思ったり・・・
(この方法を推奨するわけではありません)




完成。








3.取り付け例




こんな感じです。





4.スプリットリングプライヤー



自分はマリアのスプリットリングプライヤーを愛用していますが

使いやすいと思っています。

落とさないようにライジャケにコードで結んでありますが

途中でザイロン使っています。

もう何年もこのザイロンつけたままですけど、全く切れることがありません。

ザイロンは強いですね。