2005年1月3日  アオリ 1匹 (500g未満) 

2005年の初釣りである。

ここはビシッ!とデカイシーバスを釣って、今年のランカーラッシュ
を祝福しようと思っていた。

が・・・・・・

なぜかいつもどおりに
アオリ竿メバル竿も車に積み込んでいた。

今回の舞台は熊野灘である。

毎年、この時期になるとシマユウのHPの釣果速報に磯崎港でランカーシーバスが報告される。

磯崎港というのは、行ったことがある人なら分かると思うが、かなり小さな漁港である。

しかも、大きい方の防波堤にはゲートがあり、がっちりカギが締まっている。
(まあ、それでも横から入る人がいるみたいだが・・・・)

こういう、明らかな立ち入り禁止場所では釣りはしないアニーなので、磯崎港には行かない。
(手前の小さい防波堤は立ち入りOK?)

というか、防波堤などの足場の高い場所からシーバスを釣っても楽しくないのである。

ココで、ちょっと考える。

磯崎でシーバスが釣れるということは、そのすぐそばの大泊海岸でも釣れるんじゃないのか?

シーバスはシャローが好きな魚だと思う。

それはおそらく、ベイトが追い詰めやすいからだろう。

だから、大泊海岸にベイトがいれば間違いなくシーバスは回遊してくる!

こういう、考えで大泊海岸へと向かった。

自宅から熊野方面へは大台ケ原を越えていくのが最短ルートなんだが、

冬季は積雪・凍結があってあまり通りたくないところだ。

今回も下の写真のように若干の積雪状態だったので、慎重に車を運転した。




大泊海岸に着いても、この辺は車を気分良く止めれそうなところが少ない。

しかたがないので、松崎漁港まで行ってそこに車をとめ、ウェーダー着用後に歩いて

大泊まで行くことにした。

大泊海岸は海に向かって右側に小さな沢の流れ込みがある。

すぐに目に付く変化点はこれだけなので、沢の流れ込みの近くで海に入る。

けっこう砂がやわらかくて、足がめり込んでいくので深くには入れない。

(・・・・というか、
ベイトがいない

これは、もうほとんどボーズ確定である。

しかし、とりあえず爆撃は行うことにする。

グース爆弾発射!

ナイトレイド爆弾連射!

しーーーーーーん!





なにもない時間がヒタヒタと流れていく・・・・



ああぁ、ヤメだぁ!

アオリでも釣って帰ろう。今日は暖かいからどこかその辺にいるやろ。

磯崎港の北側の新鹿港に行く。

新鹿港で驚愕の事実!

なななな・・・・なんじゃこりゃ!

スゴイ数のベイト!

カタクチイワシと思われるベイトがゴチャマンといるじゃないか。

港の中が真っ黒になるくらいの数である。

(コリャ、新鹿海岸でウェーディングすれば良かったかも・・・後の祭り)

港の長い方の防波堤でエギ爆弾を投げる。(海の中にロープが多いので注意!)

落下点でベイトがおどろいて噴水のように放射状に飛び跳ねる。

こんなにベイトがいて釣れるのか?

しかも、夜光虫が多くて、糸とエギがしゃくるたびにきれいに光っている。

でも・・・・あんがいアッサリとアオリが釣れた。

なんでだろぅ? まあ、いいか。これで一応縁起が悪い
初釣りボーズは逃れたし。


エギは最近お気に入りの『海演隊@200円

さぁて、帰るかな。

シーバスは・・・・・・(謎)