2005年4月09日  アオリイカ1匹  食べるためキープ
2005年4月15日  アオリイカ1匹  食べるためキープ タコ1匹、名前不明のイカ1匹  リリース 

4/9、大潮。

バチ抜け本番である。

バチは中潮〜大潮の満潮時に一斉に抜ける。

流されて生殖範囲を広げるのに最も効率が良い、潮が大きく動くかつ引き潮時である。

なぜ、バチに潮位や潮時がわかるのか、、、、それは分からない。

しかし、バチが抜けることを本能的に知っている生物がいる。

栄養価満点、しかも捕食しやすい。

シーバスはバチ抜け時にバチが最も良く流されてくる場所でしっかりと待ち構えている。

釣り人はそれをさらに読みきって、シーバスを釣りに行く。

バチ抜けを完全に読みきった。(このときはそう思った)

満潮時、某河川の桟橋から水面をのぞくと、何千・何万のバチが・・・・


棒状に見えるのが抜けたバチ

もらった!

今日はシーバスを釣ったも同然!

バチ抜けの時はいつもそう思う・・・が良い思いをしたことは数えるほどしかない。

バチが流されて留まるところに移動する。

水面に目を凝らすと、ボコリ、ジュボ、モワ〜ン、それはもう・・・お魚さんは一生懸命バチを食べている。

さて、ルアーを投げる・・・・・あぁ・・・・見向きもされない。

ここでバチそっくりのワームとか使ってもダメである。

無数にいるバチ・・・その中の1匹になりきっても、バイトは得られない。

どうすれば・・・

多分答えは・・・無数にいるバチの中でも目立って、かつ、違和感のないもの。

それは矛盾した答えのような気がする・・・

スーパーボイルの中、ニョロ・コモモ・ワンダー・トッター・バチミノー・・・・・

バチ抜け時の実績ルアーを総動員したが・・・
ノーバイト・・・絶句・・・

さて、アオリかメバルに癒してもらおう。

車を錦へと向ける。

深夜に錦に着いたが・・・クソ眠い。・・車中泊。いつものことさ。

翌朝、日の出前に目が覚める。

朝もやの錦漁港の防波堤、外向きテトラにはエギンガーとヤエン氏が合計10人ほど並んでいた。

アオリイカ捕獲バトル・・・

先端付近で人と人の間隔の広いところに入って、エギを投げ続ける。

おっ!となりのヤエン氏が掛けたようだ・・・・
キロアップ確実の大きさだな。
(さぞ、周囲の視線が突き刺さっていることだろう・・)

ぼくも横目でチロリとヤエン氏を見ながらシャクり続ける。

おっ!、今度は反対側の隣りのエギンガーが掛けた。(オレを挟んで
両側かよ!)

エギンガーは
800gくらいか?

クソー(内心焦る)

きききき・・・・来たぁ。おれにも来たぁ。

ジェット噴射の攻撃だぁ。(くぅ〜・・うれしー)

やっと、1匹。
400gくらい。食うにはこれくらいがちょうどいいさ。と負け惜しみなど言ってみる。
(何でおれだけ小さいのよ)


アオリーQ3.5号マーブル

その後、周りも釣れない時間が過ぎていった。

ああ、疲れた。8時だ・・・帰ろう・・・



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4/14深夜

イカ釣りに行こう。明日は休みだ。(休日出勤の代休)

また、錦に行こうか・・・いや、紀伊長島の外防波堤も良さそうだし・・・

いや、海野漁港にしよう。アソコは寝やすい(それが理由か〜い、って突っ込まないで)

夜中に着いて、朝まで寝て、、、朝マズメ2時間1本勝負。

・・・と思ったが、深夜、釣り場に着くとやはり竿を振ってしまった。

最初に釣れたのはコレ↓・・・・なんですかぁ?・・・火星人の子供か?


イカはイカなんだけど・・・何ていうイカ?

その次はコレ↓


うむむ、タコさんだ。

あー眠みー!

ネル
Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz


またまた、日の出前に起きる・・・・と思ったら、二度寝して日の出ちょうどくらいまで寝てしまった。

ああ、一番良い時間を逃したじゃないか・・・

海野漁港の外向きテトラに陣取る。(足場が悪いので注意!)

他にはアングラー無し。

1時間くらいしゃくった頃、、、、、、、

ガシーン、ずーんずーんずーん。

ででで、でけー。

ドラグが
ジジジとうなる。

これは間違いなくキロアップ・・・確信。

慎重に寄せる。

ああ、たったったっタモ網がとどかね〜!
ピーンチ!

しかたない。下のテトラに降りるか・・・

不安定な姿勢のまま、テンションに気を配って1つ下のテトラに降りる。

ふぅ〜。ここなら何とかタモが届く。でも、、、6.3mのタモがぎりぎりだ。

イカが見えてきた。

それにしてもデカイアオリイカだなぁ・・・足まで入れると55cm枠のタモ網いっぱいのサイズだ。
(そろそろ、イカギャフ買った方がいいカモ・・)

手がつりそうになりながら、6.3mのタモ網を左手に、右手に釣竿・・しかもジェット噴射中!

さらに不安定なテトラの上・・・・悪条件・・・

時間が過ぎる・・・・イカは最後のアガキでどうしてもタモ網に入りたくないらしい。

こういう時、強引に入れようとして、タモ網にエギだけひっかかってしまうことがある。

そういう最悪の事態は避けたい。とにかく慎重に・・・

1発で決めるでェ・・・いょし!・・・入った!


捕ったぁ!


アオリイカ 1800g、エギ王3.5号(赤/黄)

タバコがマッチ箱みたいに見える。うーん、これ一匹で何人刺身が食えるのか・・・・

ままま・・・満足じゃあ!!!!

よって、本日は終了。