2005年7月7日  アオリイカ 1匹  キープ 


科学の世界に”検証実験”というのがある。

すなわち新しい知見が有る場合、それを他の人がやっても同じ結果が出るように実験の手順を

事細かに公表し、実験の再現性を確かめることである。

そして、その結果が誰がやって同じ結果が出る場合には『再現性がある』という。

これは釣りの世界には当てはまらない場合が多い。

同じ場所で、同じ時間に、同じ仕掛けで釣りをしても同じ釣果にならない場合が多い。

これはやはり『同じ日』という条件が再現できないからであろう。

それでも、釣果に再現性が無ければ、その釣果は運が良かったというか、たまたま釣れたということになる。

ボクはできる限り再現性のある釣りがしたい。

シーバスでは、ある程度再現性がある釣りができつつあると思っている。

潮位・風向き・時間・水温など、一定条件を見極めれば一定の釣果が得られることもあるようになってきた。

アオリはどうなんだろう?潮位はどういう関係がある??水温は??

というわけで、先日の爆釣がどの程度再現性があるのか・・・・確かめるために今日も釣りに行くのであった。
(はぁ・・・・嫁さんをごまかすための上記説明なんですが・・・・これで煙にまけました)

もちろん真の理由は『ジェット噴射を楽しむ』である。(前書きが長〜ぃ)

先日に続き、ポイントCへ

ポイントCについたのは19:30、字が読めるか読めないか位の暗さである。

先日と同じく、アマモのシャローを攻めると・・・・


750g 胴長26cm


さいさき良く、3投目にゲット。

しかし、それからはまったくだめ・・・・夜光虫が多すぎて、エギと糸がピカピカ光ってる。

ルアーの世界では、夜光虫発生は最も忌み嫌われる条件である。

エギングも同じなんだろう、夜光虫が出るとエギングはほとんど成り立たない(とボクは思っています)

夜光虫を打ち消すために、D漁港に移動して常夜灯下で粘るが、今日は大潮で潮流が速すぎ〜、、、

フォール中に潮流で糸が流れてエギがドリフトしているようだ。
(フライの世界ではドラグがかかると言うんだっけ?)

まあ、そういうわけで自然なフォールが作りにくく、まったくアオリのバイトが得られなかった。

今日はチョイ釣りなので、22時には釣りをあきらめて帰途についた。

3時間かけて行って、2時間半釣りをして、3時間かけて帰る・・・どーにかならんか、この釣りバカ野郎!

今日の結論・・・・再現性は無い・・・・

次回は、もう少し明るい時間を長くやってみようと思う。