その1;ニューソルティガのこと
7月のある日、シイラはもう十分釣ったので、南紀で新規開拓の地磯めぐりをしていた。
とある道端の空きスペースに車を止めて、せっせと地磯に歩いて、初めての場所なので、
いろいろ見たり、道なき道にテープで印をつけたり、時間を掛けて海にたどり着く。
さて、釣りでもしようかと、リュックを開けて、リールを取り出して、、、、、、
あ、
手が滑って、リールがネオプレーンの袋ごとポロリと足元に落ちた。
別に落下距離もたいしたことないし、派手に転がったわけでもなく、まあ、何とも無いだろうと
ネオプレーンのリール袋をあけて
びっくり!
あれまあ、リールのフット折れてるじゃん。
いや、今のあれで折れたのか?
そんなわけないよな・・・・・
むしろ、移動中に折れたといった方が納得いく。といってもどこにもぶつけてないから、そんなわけないけど。
ってことは、やはりいまのあれで折れたのか、ウソだろ〜
まあ、過失なんで仕方が無いけど、弱いよなぁ。
破断面を見ると、これ、たぶん材質がザイオンなんだよな。
そして、折れているのが、DAIWAのエンブレムの境界部。
うーん、ちょっとDAIWAの設計ミスっぽいけど。
修理代;約8000円也
その2;足場の悪いポイントでは
8月のある日、足場の悪いポイントで釣りをしていた。
そこは沖磯で、しかもぽつんと突き出た岬のさらに先端の小さな岩
船長が降ろしてくれたのがこのポイントだったので、いやおうは無い。
この写真の左側はすぐに切り立った崖で左側にはいけない。
ルアーは右側に投げるんだけど、足元まで海面から2〜3mある上に、ストンと落ちている。
ここで釣りをするわけだが、あまりにも傾斜がきついので、荷物を置いておくと転がって落ちてしまうから
チャランボ立てて、そこに荷物は全てくくりつけた。
そして、尖った岩にザイルを巻いて海面に垂らしておく。
海に落ちた時にはそのザイルではいあがろう・・・・・
ここで、いろいろ魚は掛けたけど、ぜんぜん捕れない。
だって、マジで怖いんだもの。
かかる魚は何かわかんないけどやたらデカイ。トップに好反応なのでトップばかり投げていたけど
トップ引いていたら、すごい水柱が立って、ゴポーンみたいな音がして・・・・・
ロッドごとひったくられる。
海に落ちそうになるので、メサクサ怖い。
ドラグをある程度緩めておかないと、ロッドが立てられないんだが、緩めておくとファーストランでエエように走られて
根に巻かれてメインラインがスパッと切れる。
ロッド;レイジングブルXR−1
リール;ソルティガ4500H
メインライン;PE4号
リーダー;ニュークロー30号、4m
ライン切れたら、そりゃもう、えらい勢いで、こっちの体が後ろの岩に叩きつけられる。
いわゆる、モンドリ打つってやつだね。
実際、こういうポイントでどう戦ったらいいのか?いまだに答えが出ない。
タックルの強化とか、そんなことしても、危険度が増すだけで意味が無いと思う。
たくさん掛けて、たくさん切られながら、こちらのスキルをあげるしかないのだろうね。
ローデッドに激しく襲い掛かったナントカハタの幼魚?
こんなんの親玉みたいなヤツがトップに躍り出るんですけど
ここでは掛かってもランディング出来る気が全くしなかったよ・・・・トホホ
その3;レイジングブル XR−1
今年になって、XR-1を使い始め、いろいろ魚をかけて(っていってもしれているが)思ったこと。
この竿を本気で曲げるのはすごい体力が必要だね。
30tレジンなんで、ロッドはビンビンの弾性ではなく、ねったりした中弾性なんで、大きな魚がかかると
きれいに弧を描いて、曲がりの頂点が負荷に合わせて手元に近づいてくる。
これは相手がデカイ程テコの支点が近くなって、よりファイトしやすいはずなんだけど、それでも支点が手元に
近づくまで曲げるには相手もよっぽどでかくないと曲がらない。
友人がXR-1でメジロを掛けて、それをランディングするまで一部始終を間近で観察していたけど、ロッドは
ぜんぜん曲がっていなかったものね。
本気でバットまで絞り込んでくれる魚が掛かると、そのトルクは半端じゃなくてロッドを支えるコッチの体
の負担が大きくなる。自分のような体力の無いオッサンには、この竿が本気出して曲がってくれる頃には、魚の
コントロールにヒーヒー言っている。
プレミアの100H方がより簡単に曲がってくれるから、10キロくらいの魚ならプレミアの方が戦いやすいかも
しれない。(ラインを出す余裕があればね)
曲がらないロッドは怖いっていうのが、XR−1を使い始めてやっとわかってきた(笑)
このロッドをロッド本来のベンドカーブで曲げるために、こちらのスキルアップと体力アップが急務だと思います。
その4;ゴミフィッシング
8月のある日、朝の5時から青物狙ってさんざんルアーを投げ倒したけど、いつものごとく何も無し。
日中は暑くなるので、9時ごろには一旦車に戻って一休み。
冷たいものでも買いに行こうと街まで出かけたら、漁港のスロープとかちょっと気になったので
小物ルアーセットで少しだけ遊んでみた。
ポッパーでメッキやらセイゴやらポツポツ釣れて、そこそこにおもしろい。
で、どうせ遊びなら、遊び心が必要だろって思うので、ゴミフィッシング。
え!何か?
ゴミ釣るのと違いますよ。
小物釣るんです。ゴミで。
ジグヘッドにそこらに落ちてたビニールヒモをユニノットで結束
ジグヘッドにそこら辺に落ちてるロープとか、輪ゴムとか、ヒモとか、適当にくくりつけて
これで釣るんです。
いろいろやるとおもしろいですよ。
↓
こんなんで、漁港のスロープとか、船の下とか、狙ってみると
シオとかメッキとかチャリコが釣れるんです。
もちろん全部リリースです。
拾ったゴミは少しだけど、持ち帰ってゴミ箱にポイ。
ま、遊びなんで、何でもありです。
昔はメッキ釣るのにゴルフティー流用ポッパーとかやってましたね。
昔も楽しかったし、いまでも小物つりは楽しいです。
これをやりすぎると、夕マズメに備えて寝る時間が少なくなるので、ほどほどにね。
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